つれづれ

KING OF TURF~中央競馬のファンファーレ/津堅直弘ブラス・アンサンブル

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賭けの苦手な、たにぴ@もまゆきゅです。

賭け事はしないし、多分弱いです。
賭けにしろ何にしろ、勝負事というのは、気合いっつうか、
戦略と経験と攻撃性だと想うんです。
ぼくは、戦略というのが好きじゃない。
経験は、博打についてはしたいとも想わないからない。
攻撃性なんて、他人の攻撃性をくすぐるのはしょっちゅうだが、
自分には、からきしない。

競馬にしろレース賭博全般がそうだと想うのですが、
あれは、ロマンだ。
賭けなくても、多分、馬や自転車やバイクや競艇とかは、
胸が躍る。すかっとしたものが無かったら、
もっとしょうもないもので賭けてもいいんだし、
そこを敢えてレースに賭けるのは、知的な楽しみもあるとは想うけど、
やっぱり、応援なんだと。
ぼくはしないけど肯定します。

ファンファーレを、もう25年も前かな、書いたことがあります。
1分一寸の、長めなやつ。
未来的で、危機感と正義感のあるメロディを捜して。
この「未来的」というのが作曲時のポイントでした。
勇ましさは控えめで、竦んだ様な覚悟を孕み、
少しだけ金属的で、SFの様なファンファーレにしたかった。
その時も特に誰かの発注があって作ったんじゃなくて、
何となく作ってみたくなったんです。
また作ってみようかな。

最近久々のセコハンで、こんなものを見つけて、
いや、これは面白そうと想ってゲットしてしまった。
開けたらなんと楽譜も入っていて、ヴォイシングとかの勉強にもなるかも。
聴いてると、盛り上がりながらも静かな気持ちにもなるし、
全然価値があるな。普通に買ってもいい。
これを屋外で大音響で流しながら、マイクで録音したら、
もしかしたら音が変わって、更に雰囲気が出るかも。
スタジオ録音としてもその勇ましさはよく出ているけれど、
競馬場に行かないタイプのぼくとしては、どっちかって言うとウルトラマンを連想させるかも。

ファンファーレ。びっくりドッキリメカが登場する際にもかかる。
ある種の情緒的スイッチ。
軍隊にも、警察にも、消防隊にも、音楽隊は設置されていて、
かなり高度で且つ合目的的。ストレート。
それが、ファンファーレを必要としているからかどうかは、一寸わからない。
バジェットと合わない気もするし、ドアーズの方が持続しそうな気もする。
つまり、本当の闘い、戦争になったら、何かを麻痺させるような音楽を「用いる」。
ファンファーレに、定義ってあるんだろうか。
かつてぼくは、武満徹作曲のファンファーレというのを、生で聴きました。
多分、必要条件とか充分条件とかで言えば、
金管楽器を主とするとか、
スタッカートを多用するとか、まあその、突撃ラッパみたいなものなんだろうけれど、
武満ファンファーレは、レガートで、無調整で、それでもファンファーレだった。
ぼくは、これ迄のファンファーレって、
最低限、「風に乗るもの」じゃないといけないんじゃないかと想いました。
そしていつか、風に乗らない奇妙なファンファーレを書いてみたいと想うんです。

束の間、音楽のことを考える。
音楽だけが、前へ脚を向かわせる。
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by momayucue | 2013-08-06 21:58 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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