小理屈「いやカタいのなんの」

Amazon、ユーザー解釈の違いは何処に…

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津田大介さん。メディア・アクティビティスト。
快活で音楽好きで、楽天的な、且つ悲観的な未来像も当然の様に共有している、凡そ
知識人とは呼べなそうながら、ひとかどの人物。彼がとある対談で、
twitterを始めとするSNSのユーザー達は、簡単に有名人を直接叩けると想っている
ようだけど、
同じリスクが自分にもあることに無自覚なケースが多い」
と語っていました。そう、その通り。津田さん自身はとてもタフで、容易に怒らないし冗談で返すし、第一優しい。しかし、数万人のフォロワーを持つ人物の軽い切り返しともなると、例え優しい言葉使いでも、時に相手のアカウントに致命的にさえなる程パワフル。どうパワフルかと言うと、あまり次元の低い突っ込み者には、津田さんの多くのフォロワーの中から反発がどっと集中する。それが、もしも10人もいたら、やられた方はたまらない。所謂炎上。心理的に相当なダメージを受け、そのアカウントをクローズドにするか、酷い時は捨てるか。

とかくネット上には、玉石混合の極端な意見が不必要に目立ってしまう。それが有名人であろうと市井の人であろうと、受け止める独りの人間としては同じ覚悟がいる。

突然ですが、私も、非常に稀にAmazonにカスタマーレビューを書いたりもします。お蔭さまで当blogでもかなり好評を頂いてる、「AOR熱烈お勧め」で文字通り熱烈紹介した幾つかは、Amazonのカスタマーレビューにも似たようなテキストを書きました。勿論、買う時にも他の方のカスタマーレビューを参考にしたりします。鵜呑みにするかどうかは兎も角、誰かが好印象を持って、わざわざ手間をかけて書いた評なら尚更。それにしても、評価って言うのは驚く程ばらつきますよね。唯一無二vs使い古し。30年めの傑作vs旬をとうに過ぎた。云々。レビュアーはそれぞれ自分の視点で書いてるので、虫の居所、時の気分、立ち位置(しがらみ)、その他諸々に影響されます。作家達はそこから何かを学ぶこともスルーすることも自由。

レビューとは、どんな時に始まるんだろう。
自分自身に覚えのあるものも含めて…。
売り言葉に買い言葉の応酬が繰り返されるものもあります。では最初に喧嘩を売っているのは誰?というか、必ず誰かが喧嘩を売っている?違う気がします。勝手に買ってるとしか想えない起源の喧嘩も、少なくない。
あるライターが、「社会人という言葉」に咬みついているのを読みました。私の拙い記憶だけですが、曰く、
「社会人という定義には、主婦などの女性が排除されている響きがある。そもそも英語圏には社会人という概念は存在しない。よく言われる『社会人として恥ずかしくな
いのか』等の管理職のお説教を耳にすると、私は密かに軽蔑している」
なんてあらまし。その部分を取り出すと、このライターにも悪気は無いのかも知れない。しかし、ふと考えたら、
「その管理職のお説教に、そこまで掘り下げた『社会人として』への恨みがましいニュアンスがあるだろうか。もっとニュートラルに、社会人を注意してたのに、そこに突っ込むのは、…寧ろ売られてない喧嘩を買ってないか?」
とも感じるんです。

音楽を愉しむという場面は、大変広大なTPOが想定出来ます。私の様に、エレベーター・ミュージックを肯定的に捉えるへそ曲がりもいます。使い捨てだから悪いわけでもないし、ましてや、誰かが使い捨てと断じたからといって、永遠に誰も再度使わないとも限らない。寧ろ、そういう罵詈雑言の中から、いやこれは自分には合いそうだ、と想えたら、レビュアーにも作品にも倖せなので。

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by momayucue | 2013-08-28 23:41 | 小理屈「いやカタいのなんの」 | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


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