つれづれ

Dragonfly/ジェリー・マリガン

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恐らく永遠にラストアルバムを作れない、たにぴ@もまゆきゅです。

これが最後の作品になる、という予感を持って音楽を作ることが、
多分出来ない。
ずっとずっと、この次はあれを作ろう、と想い続ける。
ある実現したい音世界があって、そこを満たそうとは毎回想うのですが、
そのことと、これが自分の音楽の集大成、なんてのは無関係です。
だってぼんくらなのもハッピーなのもあるじゃん。

しかし、もしも自分がかなり危機的な病気になって、
もう余命が幾許…となったら、それなりに決意を持って臨むでしょう。
脳腫瘍で他界したマイケル・ブレッカーの場合は、
もう誰もが死期を意識しつつ、天使の様な音楽でした。
そして、Gerry Mulliganもきっとそうだった。
蜻蛉、というタイトルの、このラスト・アルバム
タイトル曲のテーマを吹くのは、こちらも今は亡きグローヴァー・ワシントン・Jr。
彼でなかったら、この静寂さは出せなかったかも。
アルバム・リーダーGerry Mulliganのバリトン・サックスも、同様に静寂。
聴くぼくらの感傷なのか、まるで死期を知っているようなテーマ。

実はね、ぼくは自分が50歳になった時、
そろそろ死ぬのかな…とノイローゼのように考えてた。
自分のおいたちがそうだったから。
でも、この調子だと、少なくともそっと自覚しながら死ぬことはなさそう。
徐々に病に衰えながらの50歳では、表面上はなさそう。
だとしたら、ラストアルバムは作れないねえ。

このアルバムに浸りながら、ふと考える。
ぼくは、結局あとどのくらいの音楽作品を残せるんだろう。
アイデアもメモも沢山あるけれど、
気力や体力や、残り時間内に何とかなる量だろうか。
或いは、残せたものが全てで、コンセプトだけあっても仕方がないのも事実だし、
終わった所が限界、なんだろうな。

もう少し自分のヴォーカルをやるべきかも。
ミニマル・テクノのような小品集も出来たらいい。
ギターも、弾ける範囲で何とか残したりしたいところだ。
大合唱のイメージもある。ナイアガラのイメージも頭にある。
環境音楽。
映画音楽なんて機会があったら嬉しいが、これは自分だけでは何ともならない。

ただ、どれも、所謂大作志向はなさそうです。
傑作は…そりゃそうありたいです。
でも、スンゴイ大作アルバムとか、ハリウッド映画のオーケストラものの音楽とか、
そういう餓えはないな。

今日の指はまあまあ。痛いけど。
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by momayucue | 2014-03-24 23:50 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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