つれづれ

Anjo de Mim/イヴァン・リンス

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いまどき、あまりブラジルに詳しくないたにぴ@もまゆきゅです。

好きだし、少しは知ってますが、
まあほどほどです。
カエターノ・ヴェローゾ、凄い人気ありますよね。
ぼくも何枚も持ってますし、はずれはないし、
一寸ズルいくらいかっこいいと想うけど、信頼もおける。
ただ、何故かぼくはミルトン・ナシメントの方が好きだったりします。
不思議だよな…。カエターノの方がエッジもあるし、
インテリっぽいところも、中性的な声もかっこいいし、
普通なら好みのミュージシャンだけど、
ミルトンの1stは、もう好きでたまらない。
逆に、Ivan Linsは、"Love Dance"とかはメロウでAOR調なのに、
最初は、ぐっと来なかったんです。
でも最近は、このアルバムのサウンドには、とても憧れる。
夢の様なストリングスと、逸る気持ちをすかすような遅めのテンポ。
正直なところ、ジャケットからこの緻密で繊細で美しい音楽は、想像出来ない。
もう少しかっこよくしてもいいのに。

遅すぎて却ってスリリング、というのはありなのかも。
いや、以前から割にそこは理解していたつもりなのですが、一層開眼した。
スローモーションから眼が離せないって、あるでしょう。
マイルスとは反対で、ぼくは、
「もっと遅く!」
と感じることが多いんです。16ビートの曲ばかり作ってるのにね。

音楽におけるスピードとは、何だろう。
勿論物理的なスピード、専門用語でBPMと言う言葉もあります。
ビット・パー・ミニッツ、1分に4分音譜が幾つ入るか…の意味ですが、
これすら単に物理的なスピードとも違う使われ方をしてて、
8分、16分の中が微かに後ろ寄りになっていたりすると、
加減によって少し遅く感じたり、早く感じたりする。
メロディの持つスピード感や、和音が変化しないことで中身が前のめりになること
も、
ぼくも、意図的にやってます。
次に来る筈の和音がそこで変わらないで、その次に来たりすると、
感覚的にその和音が聴こえてきた瞬間は気持ちが急いて捉えてしまうので、
つんのめる。それが、ぼくは凄く好きで。
秘かに、自分の作法として持っていたんだけど、
このイヴァン・リンスがまさにそれをしている気がするんです。
いいなあ。
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by momayucue | 2014-05-31 18:58 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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