つれづれ

Tous Les Bateaux, Tous Les Oiseaux/ミッシェル・ポルナレフ

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さみしがりの独り好きな、たにぴ@もまゆきゅです。

Michel Polnareffって、あまり評価を聞かないけど、
一時は、「独りビートルズ」とまで言われたらしい。
何処がなのかよく解らないし、
もしかしたら60年代はヒットしたポップスは、
全てビートルズと並べられただけかも。
でもまあ、プログレっぽい曲をやってる時期もあるし、
様々なタイプの音楽をしてる様子は、
まるで飽きっぽい子供みたいな佇まいでもあるし、
カーリーヘアーでサングラス、
人を食ったような謎めいたところがあるし、
何と言うか、決して身近な存在って感覚じゃなかったんだろうな。

親日家なのかどうかもわからないが、
このアルバム・ジャケットも人を食ってるよね。
むしゃむしゃ。
よく調べてないが、これはオリジナル・アルバムの2in1らしい。
決してベスト盤的な内容ではないけれど、
有名な、"Holiday"は収録されています。
ホントなのかどうか、伝説では、1972年の来日時に、
東京の空気がイヤで酸素ボンベを用意し、あげくにこのジャケット写真。

視力に障害があったり、
騙されて脱税容疑をかけられたり、
フランスから当時としてはまだ珍しくアメリカに移住して、
音楽を本格的にやろうとして、こけて。
ピアノは専門教育を受けたらしいから貧しい家庭ではないにしろ、
気の毒な面もあるなあ色々。

独りビートルズ、というと、ぼくには何人か想い出す人がいます。
きっと沢山の人が、トッド・ラングレンを想ったでしょう。
何でも自分でやってしまう割に、アカデミックになり過ぎないこと。
作今はラップトップでトリップ感満載の音楽が、音楽の知識が無くてもあっさり作れる。
でもそれだと、独りビートルズとは一寸毛色が違うでしょ。
スティーヴィープリンスは、どうかな。
楽器を多種類こなし、そのノウハウを基に演奏やアレンジが出来て、
それを「曲作りにも活かせて」という存在で、
とりわけクリエィターであることが重要だと想います。
一方で、バックトラックやコーラス迄全部作り込んでおきながら、
かんじん要のリードヴォーカルを別な人に委ねるオタクタイプの人は、
また別枠で結構いますね。
Michel Polnareff はかたくなだ。自分をフロントにする。

翻ってぼくの場合、ステージに立つのも何処か資格を問われる行為でした。
音楽をやってる以上は、人前で演奏出来ないといけないとか。
それから、人前で演奏する以上は、ちゃんと何かを提示出来ないといけなくて。

ここからが義務感とか責任じゃなく、自分なりのコンセプト。
人前で演奏されるそれは、自分が圧倒的に巧くてカリスマでという感覚じゃなく、
方法論にしたかった。巧くもカリスマでもないからね。
こうすれば音楽になる、というものを共有したい。
そして、そうなってくると一寸小難しいというか啓蒙的というか、
POPと離れてしまう。
わらべ歌や盆踊り的な視点と、
職業的な技能と、の両方が、今もぼくには目標としてある。
戦略も戦術も何もなく、ただ生身の活用がある。

ミッシェル・ポルナレフの場合は、サービスと目立ちたがりと匿名性を、
独特のファッションで実現した。
ぼく個人は目立ちたいというのとも、サービスとも、
違うけどかなり似ている。
ただぼくは、自分の好きな人達に認められたらな、と想う。
本来はその為に多少なりとも善人でいたい。
それは性格的に障壁が多いけど。




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by momayucue | 2015-01-09 23:50 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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