つれづれ

Serenata Brasileria/バーデン・パウエル

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ボサノバに偏見あり、な、たにぴ@もまゆきゅです。

Baden Powellというブラジルのギター奏者は、
非常にタッチが強く、野性的なサンバ・ギターを弾く人です。
ピエール・バルーが作った映画、「サラヴァ」での圧倒的な存在感。
煙草への執着も、
どちらかというとワン・コードでの展開から続いてのドミナント・モーションも、
天才的で、一寸取扱注意な人物みたいでした。
名作"a vontade"では、楽曲のスタイルもほぼ映画のまま。
パーカッションとギターがおもいっきり左右に振れた音像は、
ヘッドフォンとかで聴くと気持ち悪くなる程ですが、まあスピーカーで聴けばいいんです。
でまあ、一般的な評価も、野性的で、天才肌。

但し、「ア・ヴォンタージ」もリリースは彼が26歳の時。
そこから、天才スキンなのは兎も角として、野性味ばかりでなく、
的確な技術と知性をどんどん纏っても、何等不思議ではない。
今日のこれは、オリジナルなのかアンソロジーなのかよくわからないけれど、
ブラジルの音楽という匂いを強く放っていながら、
矢鱈クラシカルでもある。
所謂バチーダの奏法に終わりたくなくて、対位法を演奏したくなり、
やがてバロック的な転調に可能性を感じたんだろうな。
JAZZ的なアプローチも随所に。ってもとからか。

一寸分析的な書きぶりになって、なんんだか自分らしくないな。

それでも、やっぱりバーデンらしい。
ジャケットがややファンシーになっちゃってますが、
収められた音楽も、コンプレッサーが強く、ドリーミーです。

ぼくも、バーデン・パウエルやジョアン・ジルベルトのように、
ギターを持って、誰かの窓辺に向けて、小さく囁くように演奏したい。

でも実際には出来ないよなぁ…。
バーデンはやったんだろうなぁ…。




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by momayucue | 2015-11-22 18:54 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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