つれづれ

Forest Flower/チャールズ・ロイド

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結局、ジャズばかり聴いてる気がする、たにぴ@もまゆきゅです。

新しい音楽って、どういうのを言うんでしょう。
フライング・ロータスは新しいですかね。
あれも重鎮な感じですかね。
CD屋さんにはそれでも行ってるつもりなのです。
しかしね、ディスクを買う層が、果たして新しい音楽を買う層かと言うと、
どうも少し違う気がする。
秋葉系に明るくないぼくにしてみたら、ショップの洋楽フロアに行っても、
結構世代の近い人達が、大人買いをしてて、
それって、最先端の音楽ではないでしょう多分。ラジオ聴かないとだめかな。
でも、ラジオでさえそれ程新しくない、…ってことないですか?

フォレスト・フラワー。秘境の花。Charles Lloydのリーダー作。
1966年のモントルーでのライヴ・アルバム。
既に観客はタイトル曲をよく知っていて、
最初のフレーズが鳴った途端に、やんややんやです。

彼を知らない人、色々とびっくりしますよ。
まず、このジャケットでこの顔で、白人。
Keith Jarrett、Cecil McBee、Jack DeJohnetteという、
失礼ながら後の成功がチャールズを遥かに凌ぐとんでもないメンバーのカルテット。
驚きでしょう。

やんややんやとなったタイトル曲は、「朝」と「黄昏」の2つで出来てて、
これがとてもキャッチー。
メロディーだけでなくて、リズムのキメとかも想わず身体が同期してしまいます。
却ってハードバップ好みも人には、軽いとか言われかねない。
でも黒っぽいと想うんだよなあ。
ぼくは何故これが一般レベルまで有名にならないのか、暫く不思議だった。
不思議なりに、逆に気になっていたことも、同時にありました。
それは、この時代の音楽をオンタイムで聴いてはいないぼくから見ても、
何となく「当時から、新しくなかった」風情があるんです。

いや、ほんとに無責任に言ってしまってます。
普段はこういうことを言うのは嫌いなのですが、今回は、
どうしても気になる事情があって。
…それはあとで書きます。

どんな音楽ジャンルにも、「20年後も新鮮」に響く名作があるじゃないですか。
クラシックなんて、200年後でも。
一方で、Walkmanは憶えてても、walkyは忘れてるでしょう。
Walkyは、ナショナルがSONYに対抗して出したカセットプレイヤー。

このアルバム、悪い作品じゃないんです。
確かに二番煎じだけど、二番煎じなんて世の中に幾らでもある。
なのに、パッとするする二番煎じと、パッとしない二番煎じがあるんです。
いや、下手するとキース・ジャレットがその後ECMから出す"My Song"なんて、
これの更にソフトな焼き直しでさえありそう。
ではこのチャールズ・ロイドの古臭さは、なんなのだろう。
ぼくはこのアルバム、好きなので、「永遠の過度期」と受け止めています。

ぼくは本当に新しい音楽を聴いてる量が少ない。
古いものを選びがち。
そこに大きな不安を感じています。大丈夫なんだろうか。



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by momayucue | 2016-01-24 22:24 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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