つれづれ

Reunion/メル・トーメ&ザ・マーティ・ペイチ・デクテット

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もしかしてビッグバンドの見識が足りない、たにぴ@もまゆきゅです。

事前に少しだけ予想してたのですが、
とあるアレンジャーに自作曲のビッグバンド・アレンジをお願いしたら、
どうやっても曲の雰囲気を共有出来ず、しかも、
「あのデモ音源で伝えるというのは諦めて下さい」
と迄言わせてしまったことがあります。
その曲は結局、高速アフロ・スゥイング風に自分で作って、
"Metro Top Music"に収めてますが、
どうでしょうね、果たして皆さんには、高速ビッグバンドのデスクトップ盤に聴こえますか?

ただ、こういう正統的なビッグバンドで、且つDJ仕様ではないけど良質なものを聴くと、
もしかするとドメスティックなJAZZの言語をぼくはわかってないのかも、
とも想います。
Marty Paichというアレンジャーは、TOTOのディヴィッドのお父さんで、
POPSのフィールドでも実績のある人です。
で、 Mel Torme とのタッグで作ったこの作品にしろ、
…これはタイトル通り、再集結なんですが、その前の作品を聴いても、
勿論ビッグバンドとしては一流です。
でも、DJが使うようなソースではない。
DJが使うことが偉いというつもりは毛頭ないので、この比喩も今イチなのですが、
なんちゅうかね、…ヒップではない…のかな。
全然わかんない。考えれば考える程わかんなくなる。


Marty Paich Dek-Tette というのが常設ビッグバンドなのかどうかはわからないけれど、
彼等と、すくなくともメル・トーメとは、「リユニオン」だった筈。
で、選曲がかなり意欲的でしょう。
Donald Fagenの名作"Nightfly"から2曲も取り上げて、
軽いジャズサンバのノリでやってたりして、これはこれで、横綱を感じさせる。
そして、メル・トーメにとってもマーティ・ペイチにとっても、
求めた範囲の音楽だった。

しかし、もしシンガーがメル・トーメではなくて小林圭だったら、
横綱相撲ではないのに、かなりスリリングになるし、
バンドがボブ・ミンツァーだったら、
なんか古臭いことやってるのに矢鱈それが嵌ったりする。
しかしここではメル・トーメ&ザ・マーティ・ペイチなんです。
ぼくは、この言語をちゃんと喋れてないから話が噛みあわないまま、
自作曲の編曲委託を失敗したんじゃないか。

本当は、もっともっと、多くの自責の念と鬱屈とにかられてますが、
その殆どは音楽以外のこと。人間同士の仕切りと折衷です。
でもこのアルバムを聴きながら、これは自身の音楽にまつわる反省だと想って、
なんとなく書き留めてみました。






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by momayucue | 2016-01-30 22:55 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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