つれづれ

REVENANT 蘇りしもの オリジナル・サウンドトラック/坂本龍一

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存在がマイナーで苦しんでる、たにぴ@もまゆきゅです。

色々と工夫もしてるつもりなのですが、
一向に音楽が広がらなくて、困ってるんです。
内輪では、とりわけ音楽をやってる人達の間では評判が良くって、
ライヴハウスの人が買ってくれたりするんだけど。
どうもなあ…、限られてる。
Facebookも、YouTubeも、アクセス淋し…。

ま、アートですから(負け惜しみ)。

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥという芸術的な映画監督。
通好みというか、非常にそのすじでは評価が高いんだけど、
基本的にいつも暗い映画を作る作家です。
ぼくは、例えば"21g"なんて映画は大好きだったんだけど、
まさかの「バードマン 或いは無知がもたらす奇跡」でどかんとヒットメーカーにもなった。
あれはコメディなんだけど、
やっぱり一寸そのおかしみと言うのは、インテリ臭いです。
翻訳によっては、笑えない気がするんだよーん。

さて、文句無しに重厚な「レヴェナント 蘇りしもの」のサントラは、
是非教授に音楽を依頼したいと監督自ら懇願したらしい。
まあねえ、コミカルにしてもどうもインテリな感じがしちゃう意味でも、
教授の作品はピッタリ。但し、この映画がそうであるように、音楽の方も、超重厚。
いったいどうすればこんなサウンドが書けるのか、…、本当に凄い。
オーケストレーションと、レコーディングと、コンピューターの全てに通じていないと、
これは作れないです。
教授のこれ迄のあらゆるサウンドトラックものと比べて、
メロディアスでなくとも変な言い回しだけど、音楽的な力が音楽を超えている。

同監督の「バードマン」は、あれだけ賞を独占したにもかかわらず、
音楽は、ほぼドラムだけだという訳解らない理由で、ノミネートすらされなかった。
フルートだけなら、されるの?音楽が無かったらされないのはわかるけどさ。
そしてこのサントラは、
「渾然としていて、誰がどの曲を担当したのか区別がつけられない」
というこれも訳解らない理由で、ノミネートされない。
なんで?歌はシンガーのものか?バンドのものか?バンドならノミネートされないの?
いいじゃん音楽全体として評価すれば。

訴訟の国アメリカでは、映画監督は監督協会だか何だかに入ってないと、
合同監督出来ないとか訳解らない理由で、
「シン・シティ」という超斬新な映画が、非常に難航したりする。
要するに、誰かの権利を守る為に、権利対象の創作物は窮屈を強いられる。
最近さ、素人さんでも訳知り顔で言うじゃない?
「○○という映画の結末は、中国マーケットを意識したオチになっている」
とかさ。そりゃそうかも知れないよ。でも、
試算と予算と回収ばかり考えてるシステムが素人さんにもわかっちまうようじゃあ、
あなた、映画産業に未来はないよ。
マーケットを勘ぐるのも結構ですが、ぼくら素人さんは、普通に楽しもうぜ。
ダメすか?



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by momayucue | 2016-04-29 23:44 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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