つれづれ

Good Morning/増尾好秋

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起きるのも寝るのも苦手な、たにぴ@もまゆきゅです。

最近寝付きが悪いし、なかなか楽しい悪夢も見るし。

増尾さんにはまったのは、高校生の頃。
ヤン・ハマーという、 JEFF BECKとの共演で知られるソリストをゲストに迎えた、
ロック・テイストの強い、"Finger Dancing"というライヴ盤で存在を知り、
ニューヨークに住み着いてて、ソニー・ロリンズのレギュラーメンバーだった日本人。
凄い人がいるんだな、と想ったんです。
"Good Morning"は、爽やかなジャズ・フュージョン。
ぼくは当時も今も、フュージョンという分野には非常に可能性を感じてて、
でも、あまりにも肝心の作品群が、グラビア的で合わなかった。
「グラビア的」っていうのは、えーと…、
月刊明星とか平凡とか、憶えてます?ってか知らない?
アイドルを写真満載でいかにもアイドルとして取り上げる雑誌です。
ジャズ系でも、昔は色々あって、"ADLIB"なんかは、その傾向が強かった。
ルックスや行動をカッコよく取り上げて、
演奏の特徴やシーン全体の展望なんかはどうでもいい。
うーん…、ぼくもシーンの展望なんてどうでもいいなあ。じゃあ何がいかんのだ?
ルックスだって興味あるし、困ったな。わからなくなってきた。
ともあれぼくは、渡辺貞夫日野皓正渡辺香津美、とか、
ああいった人達が好きでした。JAZZで揉まれてる貫禄が。
増尾さんも、そんな中で香津美よりも少し年上のギタリストです。全部買った。
当時のアルバム群で、多分一番人気があって、ぼくも好きだったのは、
まさしく今日のこれ
ドライヴのお供に(当時は運転出来なかったけど)も最高だし、ハードな曲はゴリゴリ。
スター・プレイヤーをゲストに迎えず、
自分のレギュラーバンドでやりたい、という増尾さんの希望だったそうです。
しかし演奏技術は、何等不足を感じさせない。
まあベースがT.M.スティーヴンスなんだから、充分スターだとも言えますが。

今はどうか知らないけれど、当時迄ずっと、早稲田大学のジャズ研は有名でした。
ジャズファンが集まり、プレイヤーが集まり、バンドが生まれ、
文化になった。
大橋巨泉。タモリ。ジャズ喫茶「ベイシー」のオーナー。
増尾さんは、タモリさんをよく憶えてるそうです。
「けっこういい音出してたんだけどさ、あの頃はトランペット多くてね…」
マイルスが圧倒的スターの頃だし。一方タモさんは、
「増尾にはびっくりしたね。あんなに弾ける奴は見たことなかった」
いったいどんな学習をしてきたのか、
増尾さんのウェス風の演奏はもう出来上がってたんです。

なのに、ああなのに、"Good Morning"ではポップなJazz Fujionで、
演奏のスタイルもちゃんとそちら寄りになり、持ち味も出している。
夢中になったなあこれ。好きだなあ。










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by momayucue | 2016-07-18 19:40 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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