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meaningについて

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ぼくがこの曲を作ったのは、1995~6年頃だった気がします。
けっこう古いんです。

それ迄のバンドを失い、独りで音楽をしなきゃとなった。
津田沼のスタジオでアコースティック・ギターだけの録音をしていた時、
エンジニアの人に、三崎の方にある小さなライヴ・スポットを紹介されました。
いい年して臆病者のぼくは、恐る恐る電話をし、訪問の約束をし、
…定期的に、出させて貰えることになりました。
今は無き、「FIX」というミュージック・バーです。

出演にあたりぼくが幾つか考えていた中に、
「毎回同じ曲をひとつだけ演奏して、
これをたにふじのスタンダードとして憶えてもらう」
というのがありました。
POPで、明るめで、演奏は一寸だけ難易度があって、16ビートがいい。
で、ぼくが決めた曲は、この"meaning"です。

性別を問わない、友達とのこと。
何かの閃き、こいつは友達になれる、という直感。
同性でも、異性でもいい。恋でもいい。
でもまず、友達に。
それら全てを、ぼかしながら受け入れられる歌詞にしました。

もまゆきゅのバンマスゆーこさんは随分前からこの曲を知っていたけれど、
そのプラトニック臭さが、自分には幼すぎると感じたらしく、
レコーディングには至りませんでしたが、
ライヴでは、時々やってたんですね。
で、或る日、友人達の鍋パーティか何かで、2人でこの曲を演奏したら、
とても評判が良かったので、じゃあ配信シングルで出そうか、となり、今回のリリースになりました。
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打ち込みのオケを作る際、
ストリングスを使った大所帯風な音ではなく、
コンパクトな編成にしたい、とまず考えました。
ドラム、ベース、エレピ、オルガン、シンセブラス、いずれも微調整を繰り返し、
力で圧倒するような音ではなく、シンプルに、軟弱に。
作り込みたい欲求をなだめすかして。
そして、シングルトーンのギター風の16ビートを入れたり、ストロークをシミュレーションして。
更に、本物のエレキギターでカッティング。

次にギターソロを。
ゆーこさんの希望で、イントロと間奏部分にソロを。
もう少し音数を減らして…。
ここの隙間にも何か入れて…。
ここはタラララーッって。

イントロは、アドリブで入れるのは困難だと想い、
きちんとしたフレーズを作る。
独りで何度も演奏し、これでOKだ、というのが録れた。

ヴォーカルは、歌い上げずに可愛く。
ここはスタッカートで。
声量よりもニュアンスをつけて。
主人公は自信たっぷりではなく、不安がたっぷりなんだけど、
自分の中には確信がある。

コーラス。ライヴで歌ってたフレーズが、
オケと併せるとなかなかマッチせず、
存外苦戦。

そしてミックス。
各パート音源をぼくらが最も信頼を寄せる大阪在住のエンジニアさんに。
しかしこの後に及んで、たにふじの迷いが消えず…。
「あのイントロ、ぼくが望んでいたものだろうか…。
これからmeaningを歌うときに、あのイントロで良かったんだろうか。
元々はエレピのの白玉フレーズがイントロとして歌われる筈だった。
これでいいのか…」
悩んで、バンマスやエンジニアさんにも打ち明けた。
今更悩むな!といつもの通り怒られながら、結局はイントロのギターは取る。

紆余曲折を経て、"meaning"は出来上がりました。

この曲と一緒に、皆さんの日々の可能性が広がりますように。
より沢山のシンパシーに気付き、
より優しく、そして不安を受け入れ、傲慢に決してならず、
自由になれますように。
是非、聴いて下さい。















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by momayucue | 2017-08-28 18:58 | もまゆきゅコンテンツ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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