1stアルバム

第一印象〜もまゆきゅをするめ音楽に

先日、ゆーこさんの旧友から頂いた、もまゆきゅのアルバム music file of <Top 12 of elevator music>の感想の中に、
「初めて聴いたとき、正直すんなりは入ってこなかった。でも聴き続けていると、くせになる魅力があるの。じわじわと惹かれていく不思議な魅力です。」
という言葉がありました。
時間をかけて、何度かトライしてくれてこその感想です。

私には一寸した特技があって(と、自分で想ってるだけかも知れませんが)、殊、音楽に関しては、第一印象で概ねその音楽を受け止められる。何度も聴いてじわじわとか、或る日突然腑に落ちる、という様な体験を、大概一発目で得られるんです。この体質の良いところは、何と言っても機会が多いという事でしょう。30回聴いてみてふいに泣けてきた、という時間分を、どんどん新たな音楽に充てられるわけですね。まあそれ程多くの音楽に浸かってる訳でもないですが。またこの特技(まだ言うか)に関連して、比較的飽きない、という事も言えます。

なあんてすかした事を言ってますが、許して下さい。今回の音楽論、テーマは「第一印象」です。

流行歌の世界には、初登場第一位!みたいなパターン、つまり出荷されてすぐに売れていくケースと、じわじわとセールスを伸ばし、1年間ベスト100に留まったあげくに、気付くとミリオン、というケースとがあります。ええと、何のケースか…、はい、ヒットのケースです。勿論、ヒットしないものがヒットするものの1万倍位ありますね。
やはり、少し発表から時間が経ってから、染みてきた!なんて言葉が聞けると、それは物凄く幸福なことだと感じます。

以前から、作今の音楽産業、或いは流通、などについて、しぶとくこのblogで書いていました。一寸内容は時代遅れな気もするのですが、わずか3年前のことです。
その1、
その2−1、
その2−2、
その3、
簡単にはしょると、音楽作品はメジャー&インディペンデント入り乱れて膨大になり、消費者も、大量に所有する。そこでは高速で作品を判断し受け入れざるを得なくなる。短時間で完結する作品が主流になる。そして、第一印象で全てが決まる。データベースに保管しておけば、所有欲は一応満たされるが、一方「埋もれていく」、つまり、持っているけど、もう聴かない。「いつでも取り出して聴けるから、まあいいや」になってしまう。
先に挙げたリンク先のテキストは、いささか長いのでこんな風にざっくり纏めました。この傾向は、私の直感的には正しかった様で、音楽の変化は遅れていますが、データベース化、リスナーの変化は益々進んでいるかに想えます。

ちらっと聴いて、スキップ。何に似てる?こんな感じ?
お勧め曲はどう?なるほど。一応ネタとして押さえとく?

第一印象が大事なのは、どんな分野でも同じでしょう。しかし、それが全てでないのも、どんな分野でも同じでしょう。運よくもまゆきゅは、数ヶ月後に気に入ってくれる聴かれ方を得ました。願わくば、どんなに膨大でもその音楽の中から、何かをゆっくりと確かめて欲しい。音楽の変化が遅れているというのはすなわち、音楽を作る人々は、自分の作品を、以前と少しも変わらぬ慈しみを持って、今も作っていることになります。私も、この世にある全ての素晴らしい音楽と出逢いたい。ですが、そもそもそれは無理でしょう。だったら、もしかして今通り過ぎた音楽は、今理解出来ないだけの珠玉の1音を孕んでるかも。ゆっくり聴く。いいじゃないですか。

で、あなたにとってのそれが、もまゆきゅのアルバムだったら嬉しいな。

それから、やはりコンサートです。
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by momayucue | 2007-07-24 22:42 | 1stアルバム | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


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