ビル・フリーゼルは優しい人だと信じてる皆さま、
こんばんは、ペイン・キラー時代の彼をよぉく知ってる、たにぴ@もまゆきゅです。
ところでこの人、フリゼールなのか、フリセルなのか、
わからない。
ぼくは、ずっとフリッツェルに近い発音してました。
カタカナで表現は無理だ、という皆さま、
貴様にオレの気持ちがわかってたまるかぁっ!
っていうか、片仮名って、物凄いツールだと想うけど。
世界中の発音を、何とか力技で表現しようとする、日本語なわけでしょ。
他国の人は何を使ってるんだろ。まさか発音記号じゃないでしょうに。
えーと、"Power Tools"はですね、
Bill Frisell、Melvin Gibbs、Ronald Shannon Jacksonという3人が、
1枚だけ作った、セッションアルバム。
恐らく当時、どんな音楽実験も許容していた時代背景に乗じて、
何処かのプロデューサーが仕上げたのではないか。
「アート・リンゼイ?知ってるよ」
「ビル・ラズヴェルは友達」
「ジョン・ゾーンもこないだ聴いてって、ぶっ飛んでたぜ」
「ECMでもウケてた」
みたいに。
本当に規格外のやりたい放題な音楽は、そんなところから産まれる。なんちて。
懐かしみ、喪失感に浸り、夢を見つつ、
ぼくはこの音楽の中で泳ぐ。