終わってしまいました。
あ、間の悪いゆーこです。
閉会式にニール・ヤングが出たんだってねえ。
みなさんのツイートで知りました(涙
さて、私はお祭り騒ぎに乗るはわりと好きな方ですが、
「ぽにょ」祭りには乗りませんでした。
ジブリのアニメ、あんまり好きじゃないんです。(除くナウシカ)
なんかさ、「子供はこういうもの」「自然はこういうもの」って
押し付けがましいんだもん。
しかしなぜかふとこの本を手に取って、買ってしまいました。
なぜだろう?
やっぱりポップスをやっているからには
人気とか、売れるとか、喜ばれるとか、
そういう要素は抜きにしてはいけない面があると
なんとなく思ってたからかもしれないです。
うん、予想通り。
久石譲って、音楽家であると同時にアスリートなんだなあ。
でもメジャーなミュージシャンって、アスリートなんですよね往々にして。
指揮のステージに向かう時に、自分に向かって「お前の音楽は世界一だ!」
って声をかける、なんて書いてある。
恥ずかしいという自己規制を外せ、とか。
こういう厚かましい面がないと、やっぱりいけないのかなあ。
でも久石譲がもともとはジョン・ケージとかのミニマルミュージックが大好き
だったなんて話を読むと、
この人も自分の音楽を世に出すために
道を自分で選んだんだなーと思うのでした。
本の後半の日本という国がどうの、というくだりが無ければ
とても良い本だったと思います。
そういう押し付けがましいところは
やっぱりあるんだよね・・・
いやいやそれでも、すごく勉強になる本でした。