音楽なら何でも聴く、という各位。
お疲れさまです、ジャンルの話ならという括弧付きな、たにぴ@もまゆきゅです。
ジャンルではあんまり区別してないんだけど、
それ程幅広い訳じゃなく、
特定の人を徹底的に押さえるというコレクションが多いみたい。
例えば、阪本龍一、ローリー・アンダーソン、ライ・クーダー、
スティーヴン・ビショップ、大村憲司、最近だとグスターボ・ドゥダメルとかね。
今だと、Tom Waits集中聴き直し中ですが。
彼の音楽には、大転換期があって、
その丁度スイッチになってるのは、このアルバム。
アサイラム時代はセンチメンタルな捉えられ方が多かったけど、
彼の音楽は、ここで、そのニヒリズムに点火される。
弱者への優しい眼差し…、いやいやいやいや、
もうそんな優しい眼差しどころじゃない。
どうなのこれは。弱者のタフさを音楽にする、みたいな、
もう4回転半くらいなモンです。
このアルバムの次が、超傑作Rain Dogs。
しかし、言うまでも無くこれだって桁も世界も別格。
ピアノがね、酔ってるんです。
少なくとも、トムは、「オレは酔ってない」と言ってる。
Rainbirdsというラストのインスト、天才的。