やせ我慢な、あなた、
こんばんは、我慢やせ、な、たにぴ@もまゆきゅです。
じっ……、とね。
ジョン・ルーリーと言えば、
ジム・ジャームッシュ。
小津安二郎。
東京物語。
で、南佳孝。
ジム・ジャームッシュがジョン・ルーリー主演で撮った出世作映画では、
競馬馬の名前で「トーキョーストーリー」っていう台詞が出てくる。
だから、ステップを幾つか省いても、
更には、ジョンの実弟のエヴァン・ルーリーが、
アレンジを施しているという風に飛躍してもいい。
聴きながら調べたら…、1989年リリース。
80年代だったのか。少し驚いた。
勿論、当時のシーンを記憶していないものにとって、
エヴァン・ルーリーを起用してタンゴをやったり、
小野正彦氏をエンジニアに迎えることが、
実は退屈で凡庸な発想だったことは、想像つかないだろう。
しかし、それはアイデアとして溢れかえっていたというだけで、
人間が、ちゃんと向き合って作品を作れば、
それに見合うものが出来るのは、当然のことだ。
つまり、…つまり、南佳孝程の年代の男性にとって、
自作に「東京物語」と冠するという事は、それなりの重みを持っている。
…筈だ。簡単につける輩も少なくないから、ややこしいのだが。
僕は、竜馬みたいに生きたくはない。
「世に生を得るは事を成すにあり」は、ご立派だよ勿論。
しかし、弱くて、その弱さの範疇で歯をくいしばって死んだ僕の父を、
誰にも馬鹿にして欲しくないね。
はい、今回は一寸硬質な文体でお送りしました。ちゃお。