つれづれ

The African Beat/アート・ブレーキ―&アフロ・ドラム・アンサンブル

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ポリリズムには流石に耐性がある、たにぴ@もまゆきゅです。

ポリ・リズム。
パフュームのそれが、ポリリズムと呼べるのかというと、
ぼくの基準では一寸違う。
違うノリをしているリズムが何処かで重なって、
どちらとも言える、揺らぎを形成する。
ハウス等は、例えばハイハットが前後で同じタイムでなく、
一寸後ろが詰まった感じになり、それがノリになる。
しかし、それはリズムの力点が変わったというよりは、
もたり感を利用してスピード感を出すという、重力が変わったという、感覚それがハウスのマナー。
ポリリズムは、
力点が、3拍子なのか4拍子なのか、シンコペーションなのか変拍子なのか、
曖昧になる。
重力が増して立とうとしたら重たい、のではなくて、
立とうとする地盤自体が大きく揺らいでいる。
ぼくはこれが、すこぶる好きだ。

Art Blakey and The Afro-Drum Ensemble
いつもお馴染みのアート・ブレーキ―だと、
所謂ジャズ・メッセンジャーズ名義なんですが、
しかもこれが、歴代の達人を幾多も排出してきたジャズコンボなのですが、
アート自身がこのイレギュラーなアルバムを、
「自身の最高傑作!」
と位置付けていたとか。
あまりの方向性の違いに、にわかには信じ難い気がします。
ジャズ的なハーモニーは超絶皆無です。
リード楽器もサックスとかない。ピアノすらない。
JAZZ MESSENGERSから何かを除いたとかですら、全然ない。
アップライト・ベースと、なんか笛と(^^;、ドラムとパーカッション。

ただ、ここで謳われるリズムの種類は、
まさしく足許から身体を揺らす系な訳ですよ。
最高ですこれ。

生涯を通して探究する音楽というよりは、
確かに一度決着を付けたい類なのかも知れないです。
でも、最高傑作と呼びたくなる気持ちもわかる。
勿論これこそを生涯探究する人だっていそうですけれど、
けれどけれど、
アートは、そうしなかった。
JMのアートも勿論最高だけど、これは、
…正直ぼくにとっても、彼の最も好きな作品だな。

特定のジャンルやスタイルをライフワークにするのは、
これ程滅茶苦茶な音楽まみれの日々を送ってるたにふじにとっては、
最早不可能ですね。
ピックを使わないとか、自分の演奏については若干のポリシーがあるけど、
自分の音楽的な核はジャズ!とか言い切れる程のものはない。
音楽家にとって、最高傑作という言葉はとてもアンビバレントなもので、
では他の作品は…とか、今後の作品は…とか、枝葉問題が繁ってくる。
とは言え、快心の作品!というのはあってもいいわけで、
しかも同じことばかりはやりたくないのが普通です。
大胆にエレクトロニクスを導入とか、
半分をアコースティックとかしながら、作品を重ねていく。
しかしその中で、滲み出てしまうその人らしさ、オリジナリティ。
これが尊重されてしまう。
ぼくの場合、スタイルが幅あり過ぎてると自覚していても、
結局その滲み出る自分というのは、却って読めるというのかな。
底が浅い…という気がすることもあります。
「もあります」どころか、はっきりと浅いなオレ…みたいな。
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by momayucue | 2014-09-15 00:33 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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