つれづれ

Going Places/ヤコブ・カールゾン

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たにふじゆういち、一寸珍しい苗字。
で、たにぴ@もまゆきゅです。

Jacob Karlzon スウェーデン人。
スウェーデンは、言語はスウェーデン語。
かなり英語は通じるけれど、彼等には彼等の言語はある。
外国に行った際に、英語でまあ何とかなるのは言えるけれど、
致命的なことは、名前も、地名も、物凄く馴染みが少ないので発音がわからない。
ついこないだ、本屋さんで中国人の男性2人に、
「ガンダムのおもちゃが欲しいんだ」
と言われて困ってる店員さんがいました。
で、ぼくは、おもちゃ屋さんじゃないよ、と言って、
その付近にあったガンダムの本を手に取り、
「ひありず、せこんどはんど、ぶっく、あんど、CDしょっぷ!」
と教えるということがあった。

ガンダム目掛けて突進しても、人形は無かったのね。

改めて、ヤコブさん。スウェーデンのピアニスト。
とても抒情的で、ちゃんと個性もあって、ぼくも好きだし巷の評価も高い。
ジャケットも素敵でしょう。
でも、スキンヘッドのむきむきなんだよ。
一見怖いんです。
でもジャケットのこの絵だと、ビシッとスーツ着てるし、
背景の色がお洒落。このモスグリーンにぼくは最近凝っていて、
これだけでご飯おかわりできる。
このアルバムの頃の演奏は、正統的ピアノ・トリオ。
で、攻撃的ではないんだけど、何処かに新しさを入れてるんです。
1曲めのペンタトニックの使い方、これもご飯おかわり。
曲が皆いいです。

北欧は、ジャズの評価が高かったり、
スウェデッシュ・ポップなんて言葉が流行ったり、
殊日本では音楽で話題になることが多い。しかもマニアックな層に。
実際現地で暮らす人は、
当然のことながら英米の音楽に寄っていて、
日本でJ-POPが英語圏の音楽よりも市場が大きいようなわけにはいかない。
自国の音楽家達は、ワンダイレクションやファレル・ウィリアムスと同じ土俵に上がり、
邦楽チャートみたいな扱いを受けない。
勿論国の影響は受けるだろうから特有のチャートが出来上がるけど、
洋楽しか聴かない!みたいな日本人がいるのと比較すると、
風通しもいいし、音楽家も試されるし、
得体の知れないプレッシャーからも解放されてる筈。

ぼくは、秘かに自分のことを非常に「良いリスナー」だと想ってるんです。
演歌もハウスも現代音楽も、
あらゆるジャンルから自分の好みのものを捜すことが出来る。
ジャンルのプレッシャーって、音楽家にはけっこう不自由なもので、
いきなりフォークとかやりにくいヨハネ・クラウザーⅢ世みたいな不幸も、
実際にある。
「誰もキリンジにテクノを求めてなかったみたいです」
と堀米高樹さんがその路線を引っ込めたことがあったけど、
やりたかったのなら、いいじゃんと想う。
ぼくが求めてるのはジャンル的なものではなくて、ぼくの好きなテイスト。
そこが自由である音楽風土は、
スウェーデンの音楽家にとって、幸福だよね。

ちなみにキリンジのテクノ、おれは好きだぜ。
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by momayucue | 2014-12-25 23:39 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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