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Transformation/タル・ウィルケンフェルド

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壮大な自然の中で産まれた、たにぴ@もまゆきゅです。

9歳迄北海道の、冬は積雪2mのド田舎で育ちました。
まさかあの街がのちに「焼き鳥」で有名になるとは、夢にもおもわなんだ。
ぼくが子供の頃は、当たり前のようにD51とかC11の蒸気機関車が走ってて、
美唄は、石炭の街でした。つまり田舎ってことですね。
しかしエネルギーは石炭から石油にどんどんなっていくし、炭鉱も維持される筈はなくて、
石炭を運ぶ私鉄も廃線。SLも無くなる。
たにふじ父は家族を連れて、生活の基盤を東京に移すわけです。

話は変わって(と言うか戻って)Tal Wilkenfeldというベース奏者は、
エスペランサと同じで、小柄な美人。なのに巨大な楽器を選んでしもた。
エスペランサは、アップライトベースだから運ぶのが大変だけど、
タルはエレキベースなので、弾いてる間ずっと立ってて、それも大変。
ジャケットの彼女は一寸とっぽいけど、実物はとても可愛らしい。
21歳で超がつく一流のミュージシャン達とセッションしてる図太さは、
案外写真の方が如実に見て取れます。

彼女、オーストラリア出身なんです。だから名前が耳慣れない。
そう知ってみると人間って不思議、ああ南半球な顔してる、とか想っちゃう。
そう、意外にタルはカッペなんです。
シドニーだけど。美唄よりは遥かに都会ですけど。

えー、アルバムの中身の話を。
トランスフォーメーション。体制を、トランスする。改革する。
音楽だとついつい大袈裟に「レボリューション」とか言うのを、
最近は、一寸小難しく、洒落た言い回しをするのがブームなんですね。
世代の交代的な雰囲気も出ますし。
しかし楽曲は、もっとオーソドックスというか、真っ当なジャズ・フュージョンです。
ベースはなんちゅうか破格の巧さは勿論だけれど、
とっつき難さは全然ないです。
ぼくは聴いてすぐファンになった。

派手なベース奏者は沢山いるけれど、その派手さって大概ジャコ・パストリアスの影響下にある。
へたすると、ジャコに支配されている。喩えスラップの人でも。
だから、ジャコもそうだったように、シンプルな演奏がちゃんとしてないと。
ノリは、他の楽器以上にベースには要求されます。
ぼくはベースを弾くことは殆どない。
理由はなんつっても、ATTAという良いプレイヤーがいたのが大きいです。
それから、ギターを弾くようには操れないだろうという予めのジレンマ。
ギターとのスケールの違いと奏法の共通点から、手が攣るんです。
でも、下手でもいいから少し弾こうかな、と想ってもきた。
勉強になるし、ベース恰好いいじゃん、やっぱ。
自分は下手っぴでもそれなりに個性的な演奏が出来そうな予感もあるし。
問題は、膠原病だ。ギターも満足に弾けてないのにさ。

どちらにしてもぼくの場合、
バカテクじゃないにしろベースパートというものについ凝ってしまい、
落ち着いたベースラインで済ませるよりは、何かやらかしたものを作りたがります。
彼女は、手数も多いけど、ちゃんとしたベースラインの感性を持ってるから、
派手さはなくても、音楽としてとてもいい。



Commented by こぞ at 2015-03-01 21:41 x
ベースのボディにノーブラおっぱいを乗せてるタルちゃんですね。
Commented by momayucue at 2015-03-02 00:26
こぞさま、ノーブラなの?
ぼくはそうは想えないけど、それにしても確かにぺこんと乗っけてるね。
Commented by こぞ at 2015-03-03 19:16 x
とりあえずこの動画をどぞ。
ジェフベック先生もめろめろです。

https://www.youtube.com/watch?v=tgffDVO2UyA
Commented by momayucue at 2015-03-08 04:47
こぞさまどもども、眼福でした。
by momayucue | 2015-03-01 01:23 | 未分類 | Comments(4)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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