つれづれ

SUSTO/菊地雅章

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病や、衰えや、老化について考える、たにぴ@もまゆきゅです。

Double Rainbow/日野皓正
SUSTO/菊地雅章
この2枚のジャズ・アルバムを聴いたのは、
高校生の頃でした。
CDというフォーマットはまだ無く、
MASTER SOUNDという重量盤レコードで買って、
その異常な重低音や高密度なのにやけに分離のいいJAZZを、
狂ったように聴きました。
ってかさ、聴いてるうちになんか狂ってくるんですね。
ノリのポイントが一点に定まらず、しかし、やむにやまれず突き動かされる。
プーさんこと菊地さんのスストは電気度が高くて、
シンセサイザー類の量が凄かった。
しかし、所謂リリース音が少ないから、音が引き摺らないし濁らない。
シャープで宇宙的な音像でした。
一方日野さんは、全体にループ的な人力演奏なのは同じだけれど、
もっと民族打楽器を多用してリゾート感を含みながら、
その音楽が、都市的でありつつ近代批判であり強度もあがってる。
もともとの曲の好みからしてみると、
ぼくはダブル・レインボーが好きだった。
それでもこのふたつの、どちらもプーサンのカラーが強いアルバムの凄さは、
生命の肯定を音楽で語れるところにあると想うんです。

歌詞で、歌うのは勿論アリ。ぼくは歌詞がどんな主張をしてても、
それが政治的であろうと一向に構わない。寧ろ避ける人も面倒くさいです。
だってさ、考えてることを言うんだからいいじゃん。
音楽だって歌詞だって。
問題はぼくの場合、あくまで個人的なことなんだけど、
音楽が好戦的でもOKだけど、歌詞が戦争礼賛だったら一寸考える。
更に、音楽が原子力発電であっても(なんじゃそりゃ?)、
歌詞が原子力発電推奨だったら、もう絶対にダメです。
受け入れられるとは想えない。

歌詞での具体性と、可能な限りの音楽的具体性は、
どう違うんだろうというのは、これから考えますが、
多分それ程難しくない。

人間は、争うものです。権利でも独占欲でも争うし、
他人の言い分が気に食わないだけでも無益な争いをする。
ぼくもする。
争う気質と争う理由とを少しでも多く知ることで、
相対的に何とか争いを避ける。

プーさんはかなり独特な思考回路を持ってた。
基礎なんて、練習なんて、魂を取り出す為のイニシエーションでしかなくて、
場合によっては手段でもないのに目的化している。それを常々批判してる。
かなりわかりやすく書いたけど、本人の言葉は、
「だって、基礎ってなんだよ!」
でおしまいだから、そりゃ周りは大変ですよ。
しかし、彼の音楽は、生命の肯定に溢れかえっていた。

R.I.P
もう世界中で2万回位言われてるだろうけど、
プーさん、天国でマイルスとギルとセッションをしてよ。
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by momayucue | 2015-10-24 13:53 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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