ミュージシャンズ・ミュージシャンのたにぴ@もまゆきゅです。
ホントですってば。だってさ、
ライヴハウスで対バンとかするじゃないですか、
だいたいお客さんよりも出演者の方がウケがいいんです。
でも、お客さんは他の出演者に興味津々。
あら?
でもさ、出演者って普通、他の出演者を褒めますよね。
ってことは、社交辞令に乗った単純バカですか私は。
アル・クーパーは、一寸トッド・ラングレンを想わせる。
メロウでソフト・サウンディングなJolieのような名曲をヒットさせているけれど、
かのボブ・ディランの転機になった作品に決定的な関わりがあったり、
とても多彩で多才。
で、何よりも気に食わないのは(気に食わないのか!)、
顔がさ、アイドルみたいにかっこいいんです。
ミュージシャンズ・ミュージシャンって、ミュージシャンとしては憧れますよ。
トッドも、ドナルド・フェイゲンも、矢野顕子も、共演出来るのがステイタス、的な。
Al Kooperのこのアルバムは、2枚組。
演奏技術でも音楽性でも振幅でも、長年に渡って抜きん出た存在の彼の、
ライヴでのレアトラックや、未発表テイクを満載していて、
そのどれもが、単に貴重とか言うレベルではなく、グッとくるものばかり。
日本盤の文章も、とても楽しい。