つれづれ

かへりなむ、いざ/林英哲

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たいしてオーディオにこだわらない、たにぴ@もまゆきゅです。

良い音にこしたことはないけど…、ついつい、
CDを買うとか、なるべく多くの音楽を持ちたいと想っちゃう方です。
で、たまにイヤフォンとか壊れて新しいの買ったりすると、
良い場合でも悪い場合でも、音質の違いにびっくりして、
また手持ちのものを新鮮に聴きまくるという美しい循環。

しかし、中には、音がある程度良くないとどうしようもないものもある。
和太鼓の、鼓童こと林英哲さんなんて、結構沢山アルバム出してるけど、
どれも、音がよくないとキビシイ。
ハイファイとか言いたくはないんだけど、
ノートPCのスピーカーとかでは、とてもとても…。
出来れば、イヤフォンでも一寸ね…。
とりわけシンセサイザーの音が痩せまくってるので、そうなるともう、
メインの和太鼓が全身を震わす環境でないと、あまりにも音楽として来なさすぎる。
この物々しいタイトルのCDも例外じゃないです。
アフリカのトーキング・ドラムとか秘奥に雄弁だけど、
和太鼓は寧ろ寡黙。ずーーーーん。づーーーーん。
時折り入る太鼓の合いの手。この声の小ささが、実際の太鼓の音を表している。

単純に8Beatとかやってるようで、日和ってる面もあるんです。
でもそれを差し引いても、凄い。
坂田明さんのサックスだって、確かに悪鬼迫るものがあるんですよ。
しかし、不思議というか、サックスは音が悪くてもある程度伝わってくる。
和太鼓って一寸ハンディがあるなと想わざるを得ないです。

ぼくの古い友達で、シタールラバーブといった中東の楽器の達人がいるんです。
彼はこれ迄何度も、何もバックボーンの無い子供を演奏で躍らせたり、
ガヤガヤとしたレストランで90分に渡る演奏を淡々を行い、
シタールも何も知らない人達をも魅了し、拍手喝采を受けてきました。
林英哲さんと、同じフェスで演奏したことがあるそうです。
弦楽器で、それも音の小さい部類の弦楽器で、
野外での演奏。
流石に音が呑まれて全く聴いてもらえなかった。
しかし次のステージで林さんが、大太鼓を、そおっと、ドン、と叩いたら、
その瞬間に、会場は、まさしく水を打ったように静まった。
「いやあ、凄かったですよ」
とその友人は語ってくれました。
しかし、例えアンプリファイされていたとしても、
弦楽器と打楽器では、インパクトが違う。
違う例をあげると、もまゆきゅの曲で、「チャンス・オペレーション」というのがあります。
冒頭に、鈴を、り~~~~ん~~~~、と鳴らすと、
演奏者のぼくらは、一瞬でその曲に入っていく。
定着したせいもあるけれど、音色の引きが強いというか、禍々しいんです。
だから、決して友人の演奏が劣っていたなんてことは、ぼくは今でもないと想ってます。

まあ、それにしても、林さんのCDは、よい環境で聴けた方がいい。
汗出ますよ、実際。
























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by momayucue | 2018-02-12 23:57 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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