つれづれ

ウォルター・ベッカー追悼 Flying Cowboys/リッキー・リー・ジョーンズ

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ドナルド・フェイゲンに関する予想はあたってた、たにぴ@もまゆきゅです。

ウォルター・ベッカーの他界に、
ドナルドはやはり相当にショックを受けていたようで、
予定されていた2017年の来日は、中止になりました。
その後あまり詳しい情報は受けてませんが、
何でもスティーリー・ダンを名乗ってツアーに出たとか。
それが果たしていいことなのか悪いことなのか、
つまり、権利関係の面でね、どっちなのかぼくにはわからないけれど、
ふたつ言える。
ひとつめは、それが出来るのは世界中でドナルド・フェイゲンただひとりだということ。
ジェフ・バクスターもマイケル・マクドナルドもラリー・カールトンも無理だ。
ゲイリー・カッツにさえロジャー・ニコルズにさえエリオット・シャイナーにさえ、無理だ。
ふたつめは、権利関係がどうあれ、ドナルドは情に厚いヤツだってこと。
もう何度も繰り返してることだけど。

Walter Becker。僅か3ヶ月の闘病で、あっという間に持ってかれた。
彼のあまりにも無軌道な20代を想うに、
肉体の何処にどんな悪影響が残っていたとしても、不思議ではない。
食道癌の進行が激烈だったそうだけど、
今はきれいさっぱり忘れている筈の薬物が、傷を残してても、
いやそれどころか、サタンが心の隙に付け込んで憑いてたとしても、
あり得ただろうな…。

Donald Fagenが、楽曲提供はけっこうあるのに所謂プロデュースをほぼしてないのに対し、
Walterは、そこを多彩にやっている。チャイナ・
クライシス
は有名。

ぼくが印象深かったのは、今日のコレです
初期の2作を除くと、どうしてもエキセントリックなイメージが付随してくる、Rickie Lee Jones。
ところが、あのスティーリー・ダンのあのWalter Beckerが、
フル・スロットルで不器用なコミュニケーションを押し付けたんだから、
もうどっちに転ぶかが判ってる。
もしくは空中分解か。

結果的には、ウォルターが徹底した演奏と録音の統制を行って、
彼女のあのカントリー風な楽曲に、クリアー
なムードを与えた。
追悼文に
よると、
アルバムをプロモーションする為にもウォルターは尽力したらしいです。
ドラッグで一度はスティーリー・ダンをさえ失った男が、
何とか仕切り直しをし、ちゃんと仕事を成し遂げようとしたんだろうな。
Mr.Walter Becker is back. そう認めさせる為に。
そして、ドナルドとウォルターは、幾つかのきっ
かけを
経て、再始動を果たす。
1993年、カマキリアド
本当にぼくらは当時驚いたものです。
Steely Danの再結成、しかもその後コンサートなんて、
プレスリーが生きていたって言うのと同種の冗句だったんだから。

話戻そう。
Walter Beckerがプロデュースした、Rickie Lee Jonesの新作!
初期2枚の彼女とも作風が違うし、
Steely Dan然としたコードやアレンジを充てるでもなくて、
それでも非常にコントロールされた、新たな彼女の可能性を示したアルバムだった。
成功したと想う。作品としては。
しかしゲフィンレコードはワーナー期並みの売上げを期待したってわけ。

アーティスト…。難しい奴等だと想います。
"Company"みたいな曲を書いて、そこ
にスノップなエッセンスを加えて…」
みたいなことをやったら、わかり易いシナジーが生まれたし、
実は作るのだってやり易いし、まあ、ビジネス的にハッピーみたいな?
しかしそうはならなかった。誰もしなかった。
それがキライだった訳ではなく、
屈したくなかったんだうな、と妄想してます。






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by momayucue | 2018-11-07 22:30 | つれづれ | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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