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ライブダイアリー

Live Diary 謝辞 2019/6/19 神楽坂マッシュレコード

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Mushrecordsでの、「きになるともだち Vol.9」は、
まさしくこのハコの救世主加賀原さんと共演で迎えることが出来ました。
しかも、この日の為に新たなチームで臨んでくれた。

まずはぼくらのセットリスト。

Sleepy
Ultraman's Wild Wife
夢が叶った夜
メタファー
電話線(矢野顕子)
やさしい唄にくるまって(新曲)
5 minutes miracle
視力
Ice Cream Soul

Dying Message
Family Affar(sly & family stone)

「336」という新たなバンドでの、加賀原六弦の神忠相さん。
Yoshiroさん、森千晶さんとのトリオです。
おのおのの実力もさることながら、押し出しの濃さが面白かった。
ボビー・マクファーリンとかアル・ジャロウの世界を彷彿とさせるスキャットは、
あれどこから来たんだろうね。楽しそうで。
遊ばせては着地させる加賀原さんも、まるでお父さんみたいでした。

一寸自分の話を。
ぼくは、所謂セッションが苦手です。
ずっと独りで音楽全体をデザイン出来るようにやってきて、
ギターソロとか、それにヴォーカルを入れてもらうとか、打ち込みとかが制作の8割くらいです。
会話も苦手です。苦手っていうか、会話したいんだけど、失敗します。
セッションって、実は調和なんです。どんなにフリーなようでも、その中で調和を作る。
或いは、勝手に調和が生まれてしまう。
阿部薫という、若くして死んだフリーのサックス奏者は、
その、勝手に予定されている調和を超えようと自分の躰を酷使して、
ドラッグや、無茶苦茶なスケジュールの演奏をしていた。
336のコンセプトは、成り行き、だと想います。
ふわっと、手癖のようなところから始まって、程々の時間で素材を匂わせて、
全員が共有して、頃合いを加賀原さんがコントロールする。
JAZZに多いんだけど、自己顕示欲を押し出したり受け入れたりすることで、ソロがまわってく。
Jazzのジャズたる所以は本当はドミナント・モーションにあるんだけど、
そのドミナント・モーションを共通言語として、出たがりの果し合いをしてく…ことが多い。
所謂ジャジーなことと、「サックスがバンドを乗っ取ってる!」みたいな映画があったけど、ザ・出たがりと、
そんなのは傾向なだけで合致じゃないんです。
で、人前で音楽をやろうなんて人間は、目立ちたがりではあるんだと想います。
ぼく自身の目立ちたがりは、バンドを引っ張る万有引力が無くて、
基本的に、「交ぜっ返す」みたいです。
ボケとツッコミの、ボケてもいない筈のところを突っ込んでいくみたいな。
これは、セッションには致命的。性格悪すぎる。
ちゃんとしたスキルで際立つんじゃなく、承認欲求の方に近いかも。
うっすら気付いてたんだけど、夕べこれの件で、あきらかにショックを受けてます。

それと、あとになってみれば一寸範囲の狭いセットリストだったかな…と。
演奏技術的にはかなり大変だったのに、小さくなかったろうか。

そう、この「ちいさい」というのが、たにふじの最新テーマなのです。
もまゆきゅはもう少し、もう少しだけでも、大きな視野で演奏しないといけない、
そんな気がしています。
兎に角、作ってる曲やカヴァーの視点には、自信あるんです。
でもなんか仲間うちのサロンみたいになって、
みんなに比べてぼく個人は、人前で音楽を演奏する責任を果たせてない。

立て直そう。自分の中だけの話だけど。立て直そう。


あ、それから、PCはちゃんと自分で用意しないといかんですね(滝汗…)。

























by momayucue | 2019-06-20 20:04 | ライブダイアリー | Comments(0)

モンキーマインド・ユー・キューブ・バンドのミュージックライフ。 こんな時代も音楽でしょう!


by momayucue
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