どうなんだろ…自分の中でははっぴいえんどに出遅れた世代の、たにぴ@もまゆきゅです。
だって、このアルバムが出たのが1973年で、ラストアルバムだから。
当時やっと9歳。ギターを持ったのが10歳だけど、
最初に演奏しようとしたのは、あのねのねの曲でしたから。
細野晴臣という人を知ったのもイエローマジック・オーケストラで、それが世に出たのは1979年です。
髭で長髪の文化は知ってたんです。
例えばナターシャ・セブンとかがぼくのヒーローだった。
でも細野さんは知らなかったのよ。テクノの人だと想ってた。
よって、たにふじははっぴいえんどに、多分1~2年というタイミングで乗り遅れてる。
もしもギターを弾かずに音楽をただただ聴いて深掘りしてったら、
聴いてたのかも。9歳で。でもぼくの身の回りの音楽は、チューリップとかそういうのに混じって、
城田じゅんじが、ヒット路線じゃない圧倒的にマニアックなミュージシャンだった。
でさでさ、その城田じゅんじさんが、アメリカン・トラッドを軸に広範囲なアコースティック音楽を体現してる人で、
全然底なしだったんです。何処までも音楽が面白かった。
よって、はっぴいえんどを知らない。
その後まあありとあらゆる洗礼を受けまくって、
今じゃ細野さんのあらゆる時代のあらゆる音楽をよぉく知ってるのですが、
それでもそれでも、1曲だけ選べとなったら、
これのド頭、「風来坊」になりますね。
松本隆作詞じゃないのに、風が吹いてるんです。
歌詞のフレーズにも、メロディーにもコードにも、吹いてる。
ドラムにもベースにも、ビル・ペインかなヴァン・ダイク・パークスかな、ピアノにも、
トランペットにも、勿論ヴォーカルにも、吹いてる。
埃が舞ってるんです。
ロサンゼルスでレコーディングされたからなのか、タイトルはバンド名を普通に英語綴りにしたもの。
その視点を持つと、はっぴいえんどがL.A.でHappy Endと銘打って、しかも、
ゲスト・ミュージシャンも招き、アメリカのノウハウを目の当たりにし、
奇妙な曲でその歴史を閉じたという事件は、
感慨深いものがあります。
ぼくにとっては、松本隆でなく細野さんが作詞した「風」来坊という曲で、
タフな韻律の中に、つまり意味ではなく音楽の中に乾いた風が吹いているということにも、
胸が締め付けられる想いがします。
youtube垢はBANされても何とかなりますが、アドセンス垢は、一生・永久・何が有っても完全に剥奪されますのでご留意ください。信じるか信じないかは自由。
但し上記の動画を上げる行為は完全に違法です。
BAD ENDになりませんように。
問い合わせが解りにくいのでコメントから失礼しました。
バズったのは、むしろ怖いです。
私が拾ったこの動画のもとも既に削除されてますし、その点はそういうものなんだろうなと想います。
アドセンス垢が何かわかりません。今からぐぐります。