坂本ファンをこじらせてる、たにぴ@もまゆきゅです。
ピアノものが好きなのと、教授コレクターが相まって、
こんな5枚組が出てたのを買ってしもた。
Jeroen Van Veenさん。以前10枚組のミニマル・ミュージック集を出していて、
タキタカンセイさんのお勧めで買って、
何しろボリュームがボリュームですから、
正座してとかじゃなくて何となく暫くとっかえひっかえしてかけてました。
しかし、坂本龍一ピアノ作品集となると、それはもう比較しながら聴いちゃうしかないでしょう。
でまあ、いぇろーんったら、毎度のボリュームな上に、ライナーによると、
「また作品を見つけた。Vol6も、それ以上も作れるぞ!」
だと。まじか。それ、ありか…。
何故、「ありか…」かと言うと、既にDiar Lizとか一部の曲がダブってるんですね。
ピアノアレンジの無い曲なども、自ら編曲して演奏したりなどは意欲的な姿勢ですが、
うーん、これはセットに入れる必要あるかなぁ…
というものもあるかもな気がしなくもない、ほぼ。個人の感想です。
教授の自演パターンは勿論沢山あって、ジャキス等とのトリオ演奏とか、
ソロピアノの一般発売やライヴ会場限定のものとか、
それぞれ、教授オタクなぼくは違いを愉しむ。
殊近年はスローでダシの効いた演奏が、ぼくの年齢だと肌に馴染みます。
で、火の出るようなカヴァーなら、何と言っても岡城千歳バージョンです。
何しろ時勢的に引きこもりがち。
CDにしたら5枚組でも、ポツポツと聴いてみる。
これは、ホールレコーディングなんだろうか。音が、とても広い。
実際この演奏家は音響に独自のこだわりを持っているらしく、
変ったコンサートもしてるみたい。
曲によっては、部分的に、この音をトップに持ってくるかな…とか、
ハテナが出る部分もありますが、
そこはそれ、教授オタクの宿命ですから。
じっくりとゆっくりと、聴いていこう。