2オクターブ半程度の音域しかないサックスは、
JAZZの世界では、何度も革命を導いてきました。
チャーリー・パーカー、
ジョン・コルトレーン、
ソニー・ロリンズ、……
この楽器で、ぼくのヒーローは、
ディビッド・サンボーンよりも、この人でした。
狂気と生の肯定と、ファンクと、ジャズ。ブロウ。
クラウス・オガーマンが、フューチャリングソリストにマイケルを招いたこのアルバム、
City scape/Claus Ogarman with Michael Brecker
本物のタフな音楽でした。
TOCHIKA/渡辺香津美
"Kokumo Island"におけるマイケルのソロ、
フェイドアウトで終わってますが、どうやら興が乗ったのか、
20分位吹きまくってたらしい。
完全盤とか出ないかな。ぜひぜひ。
マイケル・ブレッカー…。
白血病で13日に他界。
この、友達と音楽にこそ恵まれたものの、
あまり、とりわけ健康上のことに関して、つきが無かった音楽家に、
この先何が起こるだろうか。
取り敢えず、天国でJaco Pastriusとセッションを。
書いてて、また泣けてくる。